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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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白波

アーティスト:二錠  アルバム:処方箋  作詞:二錠  作曲:二錠  発売年:2022 

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風を吸い込んでべた付く皮膚が 呼吸よりも先に嫌いだった 膠着いた無線の信号が 私の声を錆つかせている 奔る海風が頬を灼く 剥けゆく皮膚と屍体に夏 青に絡まらない白妙の 紙飛行機を飛ばせば 腐る椿が鼻を塞ぐ 喉裏にまで張り付く春 鈍くも甘い飴の味が 燃える瞼を澄み切らせている 塩を擦り込んで腫れた肘先が 君の眩い手と比べ醜い 忌むべき感情に飲まれてはいないか 羨望は罪と知っていれば尚の事 彼のいなす声が跳ね返って止まない 憐憫は是とし君を受け取った 栄光を呪ってくれ私には必要が無かった 更けていく夜風に貴方の横顔を見た 船体は私を抱き揺れる 繰り返し揺れるそれだけ 病熱に臥し斃れていた


投稿者: narasu
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