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歌詞投稿コミュニティ「プチリリ」

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終わりという名の始まり

アーティスト:ぼんばー  アルバム:愛対。  作詞:ぼんばー  作曲:JUN  発売年:2022-11-28 

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もしもし!? やっと出てくれた。久しぶり! ん?いや、どうしたじゃないよ! 今の俺は元気にしてるのかなって気になってさ。 調子どう? ぼちぼちってなんだよ? バレバレ、嘘ついてんの。 なんでわかるの?って、俺だからだよ。 嫌なこと、辛いこと、苦しいこと、 弱いところは人に見せたくないよな。隠したいよな。 人間は誰しもそうだろうけど、特に俺はそうだった。 それに俺は声だけで顔見なくたって分かる。 昔から声を大事に生きてきたからな。 きっと俺が思い描いていた理想とは程遠いんでしょ? なぁ?いいから、話せよ。 この道で行くと決めた!そのはずだった。 楽しいという感情、生きてるという感動はない。 憤り、不平不満、不安が募る毎日。 トゲはあっても、刺激のない日々。 「また変わらない今日が始まる」 憂鬱な目覚し時計のアラーム。 ドタバタ・ジタバタ、駆け込み乗車。 満員電車に揺られ、会社に向かう。1人考える。 「何を考え、何を思っているのだろう」 俯いている人、辛く、苦しそうな人に聞きたくなっ た。 「果たして何人の人が笑顔で会社に向かい、 本当の笑顔で仕事ができているのだろう」 その時、胸が苦しくなった。 人の数だけある人生。 1人1人にそれぞれの人生、世界、正解がある。 全員が笑って、幸せであってほしいといつだって願 う。 それは、俺と同じ1つの価値ある大切な命だから。 なおざりになんてしたくない。 東京という社会は想像以上に広くて、でかくて、人が 多くて、 1人1人を大切にする時間と心の余裕なんてない。 自分のことで精一杯。自分だけに必死。 きっとみんなそうなんだろうね。 悲しい、寂しい、虚しい人生。 『自分が良ければ、他人はどうでもいいのかよ! 自分のことばっかりで他人の気持ちを考えられない奴 は 何も大切にできないし、何も守れないんだよ!』 そう嘆きたくなる大人が沢山いた。 でも、俺が困ってた時に声を掛けてくれた、 助けてくれた優しくて、親切な人もいた。 それが俺という世界の救いだった。光だった。


投稿者: BIG UP!Official
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